第60回  大学美術教育学会  山形大会

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ポスター発表Poster presentation

演題

共感性を育む図画工作科の鑑賞学習の開発

―コールバーグの道徳性発達論とパーソンズの美的発達理論の比較と考察―

氏名

亀石菜央

所属

広島大学人間社会科学研究科博士課程前期
共感性を育む図画工作科の鑑賞学習の開発イメージ1

COMMENT

  • 広島大学 人間社会科学研究科 博士課程前期 亀石菜央 より:

    松崎仰生様
    コメント誠にありがとうございます。
    あたたかいお言葉がとても励みになります。

    まず,一つ目のご質問にお答えします。
    児童の鑑賞対象としては,美術作品を考えております。
    美術作品を鑑賞する中で,児童と「作品」・「他の児童」・「児童自身」との対話が生まれ,その対話の中で共感も起こるのではないかと考えます。

    二つ目のご質問(ご感想)である,「どのように共感性の醸成を取り入れるべきか」につきましては,私も現在模索しているところです。
    まず,私なりに共感性の発達段階を明確にしたいと考えております。その後,児童の共感性の段階を高次の段階に移行させる手立てとして,道徳教育で用いられている「ジレンマ学習」を取り入れたいと考えております。
    これは,児童が今の自信の価値観や考え方に疑問や葛藤を持つことで,それを解決しようとすることでより高次の発達段階への移行を促すものです。しかし,先行研究がまだ不十分であるため,これから研究を深めていきたいと思っております。

    以上,いただいたご質問の答えになっているでしょうか。
    松崎様からいただいたコメントを,これからの研究に生かしていきたいと思います。

  • 筑波大学大学院 人間総合科学研究群 芸術学学位プログラム松﨑仰生 より:

    ご発表ありがとうございました。
    筑波大学大学院 博士前期課程の松﨑と申します。

    多様性を認め合い、他者との協働が求められる時代において、
    大変意義深いご研究であると感じました。
    図画工作科を通じて、どのように共感性を育成できるのか、
    私自身、大きな関心をもっております。

    図画工作科において、児童が鑑賞するものとして、
    美術作品、自分たちの作品、身のまわりの材料など
    さまざまな対象が挙げられるかと思いますが、
    亀石さまのご研究のなかで想定されている鑑賞対象は、
    主に美術作品でしょうか。

    図画工作科における鑑賞学習では、
    作品の見方・感じ方、
    作品の主題、
    造形要素とその効果(形・色、構図、材料・技法・様式)、
    作品に関する知識(歴史的な位置づけ・文化的な価値、社会や環境との関連性)
    などといった観点から、各題材における学習目標を設定したうえで
    実践していく必要があるかと思いますが、
    これらの観点に基づいた学習活動に、
    どのように「共感性の醸成」を取り入れるべきなのか、
    興味をもちました。

    質問と感想が入り混じったコメントになってしまい、
    申し訳ありません。
    よろしくお願い申し上げます。

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