第60回  大学美術教育学会  山形大会

Oral presentation

口頭発表Oral presentation

演題

クロマキー合成を用いた美術科授業モデルの提案

氏名

渡邉美香

所属

大阪教育大学

COMMENT

  • 岡田匡史(信州大学) より:

    大阪教育大学
    渡邉美香先生
     ご発表動画を大変興味深く視聴させて戴きました。勤務先の構成実習室でクロマキー合成関係設備を見たことが有り,その映像効果を動画編集等で使うケースも目にして参りましたが,クロマキー合成を,美術教育において,しかも,表現&鑑賞2領域・2方向に学習的可能性を開き,身体性を媒介に両領域の往還を体現できるツールとして洞察なされました,その慧眼に驚きました。西洋名画を対象として森村泰昌流の入り方もできるし,仮想空間内でデペイズマン的画像構成を狙う表現も可能で,工夫すれば美術史を学ぶのに有益なツールにもなり得ると感じました。鑑賞教育的視座からも多々啓発され,様々な可能性に気付かされました。学習者が絵画環境内部に入り込んで,様々な物語的展開を発案・創造したり,彫像と同一空間で対峙し,会釈したり,お辞儀したり,握手したり,勿論,ポーズを真似したりもできる,そうした面白さが,美術教育の地平を拡張してゆく過程が想像できました。そして,何よりも,3年間に亙る長期的授業実践とその検証の積み上げが素晴らしく,研鑽を基盤とし,非常に精緻な学習モデルが組み立てられている点に感銘覚えました。授業実践研究の1つの範例を示し得ているとの実感を強く持ちました次第であります。表現&鑑賞の新機軸的展開を学び得る貴重な機会を授かり,とても喜ばしく,厚くお礼申し上げます。

  • 大坂教育大学 中野 より:

    先生、発表の方聞かせて頂きました。
    クロマキー合成を用いた授業は、何度か実際に見学させて頂きましたが、今回発表を拝見させて頂いたことで、先生の研究について改めて深く知ることが出来ました。学びを深めたと共にお話聞けて嬉しかったです。

    私が授業見学させて頂いた際は、夏休みにポスター制作の課題を出されていました。その時はクロマキー合成の授業との関連性に気付くことが出来ませんでしたが、課題設定から授業における細かい指導までの全てに授業との関連性や意味があったことに気付きました。
     
    発表を聞かせて頂く中で、複数のメディアを掛け合わせた点に魅力を感じました。美術授業は「絵を描く」「技術が高くないといけない」と捉える子どもたちも多い中、グループで協力しながら苦手を補い合うことで問題解決へと導き出すことが出来ていました。

    私は情報端末での活用に疎い方なので、授業を行うのであれば絵画や立体での制作をイメージすることが多いです。ですが、現代の生活に寄り添った美術教育は必要ですし、教師が苦手だからアナログな授業しか行わないというのも違うと思います。今回の授業において教師が端末の活用について、子どもたちにどのような、どれくらいの指導を行っているのか気になりました。

    ご回答いただければ幸いです。
    宜しくお願い致します。

  • 四條畷学園短期大学 香月 欣浩 より:

    渡邉先生へ

    大変ご無沙汰しております。お元気でしょうか?
    先生のお声を久しぶりにお聞きでき、嬉しかったです(^▽^)/

    さっそくですがクロマキー合成という表現の授業実践はとても興味深かったです。
    中でも男子生徒たちが泳ぐシーンを椅子や机を使って試行錯誤するシーンが詳しく見れてとても良かったです。
    これくらい丁寧に子どもたちを見取って行きたいものだと反省も致しました。

    またコンセプトや工夫した点の発表と鑑賞によって、友達の良い点、多様性を楽しみながら受容できていると様子が
    いいなあと感じました。

    ところで先ほどの男子生徒が泳ぐシーンで、
    「カメラを動かせばいい」と先生がアドバイスされますが、
    子どもたちが実際にやろうとしていた方法と
    カメラを動かす方法とでは、作品に変化は出るのでしょうか?

    またこの場面で
    教師がアドバイスすること、しないことで
    生徒の学びや達成感はどう違ってくるのか?
    先生のお考えをお聞かせ願えると嬉しいです。
    どうぞよろしくお願い致しますm(__)m

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